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フィンランド外務省

イラストが結ぶフィンランドと日本の絆 - フィンランド大使館・東京 : 最新ニュース

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最近の出来事・お知らせ, 2013/04/04

イラストが結ぶフィンランドと日本の絆

「スオミネイト」は、ここ日本でも知名度が上がりつつあるフィンランドの国土擬人化キャラクターだ。駐日フィンランド大使館が2012年春にツイッター上で開催したスオミネイトイラストコンテストは、フィンランドと日本両国で注目を集めた。このコンテストに応募された作品はフィンランド本国でも二度、展示された。これを受けて美術を学ぶフィンランド人学生らが日本の国土擬人化キャラ「ヤパニネイト」を描いた。

フィンランドには古くから、国土の形を模した「Suomi-neitoスオミネイト」という金髪碧眼の乙女のキャラクターがある。今でもフィンランド国民に愛されるスオミネイトは、「頭の部分はラップランド」というように、フィンランド国内の場所を表す際にもよく引用される存在だ。スオミネイトはフィンランド人にとってフィンランドを象徴するキャラクターであり、また、現代でも理想の女性像とされる。

スオミネイトはフィンランド独立当初のまま伝統的なイメージでフィンランド人に親しまれていたが、昨年2月、駐日フィンランド大使館はツイッター上で新しいスオミネイトのイラストの応募を呼びかけた。日本の漫画の力でより魅力ある姿へと生まれ変わった作品の数々が日本国内のみならず、フィンランド本国でも大きな話題となった。新聞や雑誌、テレビで紹介されただけでなく、トゥルク市の中央図書館と、ヘルシンキ市内の文化センター「Annantaloアンナンタロ」で展示された。

日本のフォロワーの方々によるスオミネイトに感銘を受けたのは、大人たちだけでなく、子供たちも例外ではない。現在、アンナンタロでは多くの芸術コースが開催され、幼児から学生までが在籍する。アンナンタロで漫画の描き方を習う子供たちは、日本から贈られたスオミネイトへのお礼として、日本の国土の形を模した和装の乙女「Japani-neitoヤパニネイト」を描くことにした。「Japaniヤパニ」とは「日本」を指し、「Neitoネイト」は「娘」を意味する。ヤパニネイトを描くにあたって、子供たちは憧れの国、日本について事前研究を入念に行った。地形はもとより、文化、芸術、歴史、食文化などについて調べ、下書きしたヤパニネイトに、それぞれ個性を加えていった。漫画やアニメを通じて日本に興味を持った子供たちにとっては、非常に楽しい作業だったとアンナンタロの芸術教育担当、エルヤ・メヘト氏は言う。

子供たちはヤパニネイトを描くのに熱中し、家にまで作品を持ち帰り、工夫を重ねたそうだ。伝統的な日本と、現代の日本の要素をふんだんに盛り込むことによって、ポップな作品が誕生した。フィンランド人の感覚とは違った、日本の色使いを意識した彩色も見所だ。日本の国土の形は複雑なため、日本を構成する島の数々は美味しそうな寿司や日本モチーフのイラストへと変貌した。日本の漫画文化は、今やフィンランドだけではなく世界中で注目されている。漫画を通じた文化交流は、同人誌即売会のコミックマーケットや文化紹介イベントの枠を超え、新たな形でも実を結ぼうとしている。ポップカルチャーが入り口となり、そこからさらに個々の興味を深化させていくのが、現代の文化交流のようだ。

フィンランドの子供たちが描いたヤパニネイト

Japanineito 1エレナ・スムロヴィッツ (14歳、左)、エンマ・イロネン(14歳)
Japanineito2bアンナ・ユリカルユラ(13歳、左)、アンナ・マキ=ユッリラ(14歳)
 

 

Japanineito3bハヴ・ヤルヴェラ(16歳、左)、エリカ・レピスト(15歳)

2012年に開催した「スオミネイト」イラストコンテストについての記事

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更新 2013/04/04


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