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フィンランド外務省

フィンランド大使館・東京: フィンランドについて: 民族グループ

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フィンランドの民族と少数派

フィンランド国内の外国生まれの人口(移民) はヨーロッパの中でも、25万人(2010年統計)と低いほうですが、状況は徐々に変化しています。フィンランドには少数派民族の長い歴史もあります。.

フィンランドの民族と少数派

毎年2万人以上の人々が外国からフィンランドへやってきます。そのほとんどがヨーロッパやアジアからです。難民は条約等での割り当てや亡命など、限定的に受け入れています。
少数派については、国の機関である民族委員会 (National Advisory Board for Ethnic Relations/ ETNO)が権利を代表します。

サーミ - 北フィンランドの先住民

サーミ人はヨーロッパ連合国内で唯一の先住民族で、9千人がフィンランドに在住しています。

Sámi handicraft.サーミの手工芸は有名です。

彼らには言語、文化、伝統的な生活を維持し、発展させる権利が認められ、サーミ人は主にトナカイの飼育で生計を立てています。サーミの地域は法的に規定され、フィンランド北部の4自治体が入っています。

フィンランドのロシア人

スウェーデン語を母語とするフィンランド人に次いで、ロシア人が2番目の少数派を占めています。
2010年調べで、約2万9千人のロシア人がフィンランドに在住しています。

フィンランドのロシア人は「旧ロシア人」と「新ロシア人」と呼ばれることがあります。

ロシアからの最初の移住者は、18世紀にロシア領になったカレリア地方出身の人たちでした。次にはフィンランドがロシアの自治大公国であった1908年から1917年に、商人やロシア帝政の役人、ロシア正教会の僧侶、軍人らが移住しました。第3の波は、1917年に起きたロシア革命から逃れた人々です。長い年月をかけて、ほとんどのロシア人がフィンランド語を母語とするフィンランド人や、少数ながらスウェーデン語を母語とするフィンランド人に同化していきました。

フィンランドにソビエト連邦から、その後のロシアから、またCIS諸国から移住してきた人々を「新ロシア人」と呼んでいます。

フィンランドのロマ人

フィンランドに住むロマ人は500年ほど前から、フィンランドに定住する言語・文化の少数民族です。現在推定1万人のロマ人がフィンランドに住んでいます。民族のコミュニティーはフィンランド全土に散らばっているものの、多くは南部と西部の都市部に在住しています。

ロマ人はフィンランド国籍を持ち、同等の市民権が与えられ、その結果、市民としての義務を負っています。民族文化の強いアイデンティティーを維持していますが、同時にフィンランド人としての自覚は高く持っています。法的な平等が認められているにもかかわらず、現状はロマ人がすべて平等に扱われているとは言えません。日常の差別的経験を取り除くには、まだ時間がかかりそうです。

フィンランドのユダヤ人

フィンランドのユダヤ人はフィンランド国籍を持っています。フィンランドには1,300人のユダヤ人が在住し、そのほとんどが、ヘルシンキ首都圏に住んでいます。ユダヤ人はフィンランド社会に同化しています。

18世紀にフィンランドが支配されていたスウェーデン王国は、ユダヤ人の移住をスウェーデン側に認め、フィンランド側には認めませんでした。

フィンランドがロシア帝国の自治大公国時代(1809-1817)にユダヤ人は商人や職人、もしくは退役軍人としてフィンランドに定住しました。1918年、フィンランドが独立した1年後、フィンランドのユダヤ人に完全な市民権が与えられました。
 

フィンランドのタタール人

フィンランドのタタール人はイスラム信仰のチュルク人です。現在、800人がヘルシンキを中心とする都市部とその周辺に在住しています。フィンランド社会に溶け込み、経済や文化の分野で活躍しています。タタールの人々はフィンランドはもとより、北欧諸国においてもイスラムを信仰する最も古参の少数民族です。

タタールの人々が移住してきたのは、フィンランドがロシア帝国の自治大公国だった時代です。その多くがヘルシンキに商人として定住し、カレリア地方のヴィープリにも移り住みました。1944年にカレリアがソ連に譲渡され、その平和条約によって、多くの人々がタンペレに移住しました。

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更新 2013/02/25


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