コンテンツへジャンプする
フィンランド外務省

フィンランド大使館・東京: 最新ニュース

フィンランド大使館、東京

〒106-8561東京都
港区南麻布3-5-39
電話: (03)5447-6000
E-mail: sanomat.tok@formin.fi
English | Suomi | Svenska | 日本語 |  | 
文字の大きさ 普通文字の大きさ 大
 
最近の出来事・お知らせ, 2016/09/21

シウコサーリ新大使の信任状捧呈式を記念して

ユッカ・シウコサーリは9月20日、フィンランド共和国の特命全権大使として天皇陛下に信任状を捧呈した。名誉ある華やかな儀式は台風接近の雨模様をものともせず、大使と外交官6名を載せた馬車と騎馬隊は軽快に皇居へ向かっていった。金色の車輪が優雅さを際立たせる赤紫色の馬車は、美術的価値が高いもの。「100年以上も前に造られた大使専用の馬車に乗って皇居に向かう儀式は、大変素晴らしいものでした」と、シウコサーリ大使は言う。「皇居の建物も、華美に過ぎない美しさが深く印象に残りました」

Credentials for web 2
外交官が全員参加(左から)マルクス・コッコ、ミーア・ランタネン、ペッカ・ソンマルベリ、ヘリ・ソンマルベリ、シウコサーリ大使、ティーア・ラッコライネン、ユハ・ニエミ

日本の長い歴史と伝統に尊敬の念を抱いてきたシウコサーリ大使は、「日本は以前から夢の赴任先でした」と語る。50歳にして迎える新しいポストは4大陸め、6つめの国。初の大使職となったアルゼンチン(パラグアイとウルグアイも所管)からの来日だ。アジアでの任務は初めてとなるが、新しい挑戦や変化が楽しみでならない。

Credentials for web 1
東京駅近くの明治生命館から皇居へと向かう馬車

仕事をする上での環境は整っている。ムーミンやデザイン、教育、スタートアップ文化、子育て支援。フィンランドに対する日本人のイメージは、どれをとっても良いものばかりだ。「こうした良いイメージを用いて新しい分野を開拓し、ビジネスの接点を増やしたいと思っています。今までは一方的な輸出に焦点が当たってきましたが、これからは双方の投資・貿易を促進していきます」と、シウコサーリ大使は言う。念頭にあるビジネス分野は、観光業や食品産業、そしてフィンランドが2017年に北欧理事会の議長国を務めるうえでも大切な北極圏協力だ。これらは経済や科学技術などにおいて協力推進を確認した、今年3月のニーニスト大統領と安倍首相による共同声明を裏付けるものとなっている。2019年に外交関係樹立100周年を迎える両国にとって、相互協力の重要性は増している。

国際経済とマーケティングに詳しいシウコサーリ大使は今まで、アイルランド、イタリア、南アフリカとイギリスの大使館で勤務してきた。扱ってきた分野はEUの制度や政策、経済・開発協力、国際環境政策など幅広い。アルゼンチン大使としてブエノスアイレスに向かう前は、フィンランド外務省で北欧課を率いていた。2006~2009年には外務省を離れ、フィンランド医師会の国際関係担当官を務めたことから、保健医療の経済や政策にも造詣が深い。英語とスウェーデン語、スペイン語が流暢で、フランス語、イタリア語、ドイツ語もある程度話せる。

Photo: Petri Asikainen
Credentials for web 3
大使公邸でくつろぐシウコサーリ大使夫妻

世界各地で活躍してきた多忙な生活は、シウコサーリ大使が愛情を込めて「サーカス」と呼ぶ家族に支えられている。マリエッラ大使夫人、16歳、13歳、10歳の子どもたち、大型犬2頭、そして猫1匹という大所帯だ。家族で富士山に登ったり、北海道でスキーを楽しんだり、沖縄でウォータースポーツに挑戦することなどを楽しみにしている。東京での日常生活でも嬉しい発見の連続だ。整然とした機能的な大都会のなかで、日本人の優しさとおもてなしの精神に心打たれるという。「日本人はシャイですが、交流しようという気持ちを感じます。地下鉄で迷ったとき、助けてくれた方は英語を話しませんでしたが、私たちが目的地までたどりつけるよう、何度も確認してくれました」

「フィンランド人も、外国人に優しくありたいと思う反面、どう接していいかわからないことがよくあります。こうした特徴は似ていますね」と、シウコサーリ大使は微笑む。ビジネスを学んできた大使としては日本経済の仕組みを掘り下げたいと願う一方、両国民の類似性にも心引かれる。「フィンランド人と日本人は、それぞれ異なる文化を持ちながら遠く離れているのに、同じ価値観を共有しています。互いに気が合い、話しやすいと感じるのはなぜか。日本滞在中に、こうした類似性などについてもっと肌で感じ、解明したいと思っています」

信任状捧呈式の動画


 

このページを印刷する

更新 2016/09/23


© フィンランド大使館、東京 | 本サイトについて | 連絡先