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フィンランド外務省

お宝発見!フィンランドの世界遺産 - フィンランド大使館・東京 : 最新ニュース

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最近の出来事・お知らせ, 2014/07/14

お宝発見!フィンランドの世界遺産

Rami Hanafi/Viewmasters of Helsinki
suomenlinna large
ヘルシンキに近接する群島のひとつに建造された要塞スオメンリンナ。世界遺産に登録されるこの島には850人が暮らしている。

1763年に建てられたゴシック様式の木造教会、「北のジブラルタル」と呼ばれた要塞、海からゆっくりと隆起しつつある群島。ユネスコ世界遺産として登録されているフィンランドの文化および自然遺産のほんの一部だ。重要な文化的、歴史的、環境的価値をもつと認められて、世界遺産として登録されているものは、2013年現在、世界中に981件ある。

フィンランドは1987年に「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」を締約し、現在、文化遺産として6件、自然遺産として1件が登録されている。

 ラウマ旧市街

Jussi Hellsten/Visit Finland
rauma

中世の町並みを残す南西部サタクンタ地方のラウマ旧市街は、古い建物が優れた状態で保存されている歴史の至宝。素朴な木造の家や、中世の絵画が内部を飾る15世紀に建てられた聖十字架教会がある。

中央通りには、18世紀に建てられたネオルネサンス様式の建物が数多く残る。ラウマ旧市街は今日でも、さまざまな店や居心地のよいレストラン、カフェ、芸術家のアトリエで活気を見せている。

スオメンリンナ要塞

Jyrki Liikanen/flickr
suomennlinna 2

1748年、海防要塞としてヘルシンキに近接した7つの群島に建造されたスオメンリンナは、フィンランドの世界文化遺産のひとつ。当時、スウェーデンの対ロシア防衛を強化するために要塞を築いた人々から、「北のジブラルタル」と呼ばれた。

要塞は1808年にロシアに占領されると、100年間、ロシアの無骨な国境の町となった。現在はフィンランドの首都ヘルシンキの一部となり、850人が暮らす。要塞として機能していた建築物の多くは、アパートやオフィス、会議ホール、レストラン、博物館等に改造されている。

ペタヤヴェシの古い教会

National Board of Antiquities
old church

北欧伝統木造建築の代表として1994年世界遺産に登録された。中欧の建築様式と北欧の丸太を使った建築法が絶妙に組み合わさっている。

教会は1763年~65年、ヤムサンヴェシ湖とペタヤヴェシ湖の中間にある地峡に建てられた。ルネッサンスやゴシック様式、フィンランドの木造建築の要素が取り入れられている。内壁の装飾はほとんど損なわれることなく、当時のままの状態を残す。教会へは、夏はボートで、冬は凍結した湖面を渡る。

 ヴェルラ砕木・板紙工場

Antti Nissinen/flickr
board mills

南東フィンランドのキュミ河沿岸北部にあるヴェルラ村。村に残る古い砕木・板紙工場は、1971年、フィンランド初の産業博物館として一般に公開された。工場、機械室、工員の住居、産業村跡からは、フィンランドに木材産業が生まれた当時のユニークな雰囲気がうかがえる。夏になると、馬屋跡に手工芸品店や出店が並ぶ。

サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚墳

Juho Kuva/Visit Finland
bronze age

北欧の青銅器時代から鉄器時代初期(紀元前1600~50)に西フィンランドに居住していた人々は死者を石塚群に埋葬した。古代の埋葬儀式や習慣に関する貴重な手がかりとなっているのが、サンマルラハデンマキと呼ばれる丘にある石塚群だ。当時は湾岸部にあったが、土地の隆起によりボスニア湾岸から離れた内陸にまで移動した。1999年、フィンランドの世界遺産として最初に登録された考古学的遺跡である。

シュトゥルーヴェの測地弧

Photo courtesy of Tornio Church
geodetic arc

2005年、フィンランド他9カ国にある測地弧と同時に世界遺産として登録された。ドイツ出身のロシアの天文学者で、19世紀前半、地球の形と大きさの測定に貢献したフリードリヒ・フォン・シュトルーヴェに因んで命名。全長2820KMに及ぶ測地線のうち、1000KMはフィンランドにある。10ヶ国に設けられた測量点は265ヶ所で、フィンランドのトルニオにあるアラトルニオ教会の鐘楼はその一つ。シュトゥルーヴェの測地弧を使った測量は、1816年~1855年に行なわれた。

クヴァルケン群島

Jakko Salo/Visit Finland
archipelago

フィンランドのクヴァルケン群島と海を隔てたスウェーデンの対岸ハイ・コーストは、氷河の融解によって現在も土地が隆起中。共に世界遺産として登録されている。今のところ海面下にあるが、一帯には5600もの小島が存在する。

地殻は1万年をかけ、100年に約1mという速度で、今もなお隆起を続けている。海面下にある小島は、1年で約1KM平米の陸地となる。今後2000年で、フィンランドとスウェーデンは陸続きになるかもしれない。

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更新 2014/07/10


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