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サムライ・ガールがエアギター世界大会で優勝 - フィンランド大使館・東京 : 最新ニュース

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最近の出来事・お知らせ, 2014/09/12

サムライ・ガールがエアギター世界大会で優勝

Photo by Aleksi Ollila/Air Guitar World Championships
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エアギター世界選手権で熱演する名倉七海さん

フィンランドには個性的なフェスティバルがいくつかある。その中で最も広く知られているのがエアギター世界選手権だ。今年、19歳の日本人女性が優勝し、7年ぶりにトロフィーを日本に持ち帰った。

名倉七海さんがトロフィーを日本に

名倉さんは、名前の「七海」Seven Seasをステージネームに使っている。エアギターとの出会いは、エアギターアイドルユニット「テレパシー」に参加した2012年にさかのぼる。エアギターと言っても、メンバーはおもちゃのギターを手にしていたので、まったく何も持たないエアギターには最近まで馴染みがなかった。

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東京の駐日フィンランド大使館を訪れた名倉七海さん

「テレパシー」として活動していたときは、ファンに「いつか世界選手権に出るからね」と約束していたが、それを果たせないまま、今年の4月にグループは解散。名倉さんは約束を守れなかったことがずっと気になっていたという。「どうしてもけじめをつけたかった」彼女は、一人でも世界選手権を目指そうと練習を重ね、7月のエアギター日本選手権で見事優勝、世界選手権が開かれるオウルへの切符を手にしたのだった。
どこかワイルドな印象がするエアギターなのだが、名倉さんは一見、おとなしそうでかわいらしい女の子だ。大きなジェスチャーで髪を振り乱して動き回るパフォーマーのイメージからは遠い。しかし、ひとたびステージに上がると、声の限りに叫ぶのだ。

「みんな、準備はいい? 私はサムライガールよ!」

Photo by Aleksi Ollila/Air Guitar World Championships
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エアギター世界選手権でダイナミックな演技を披露する名倉七海さん

8月29日、6000人もの観客を前に、夢のステージに立った名倉さんは、素足に着物風のコスチューム。大会のために練習してきたフー・ファイターズの曲『ブリッジ・バーニング』の大音響に乗せて、サムライスタイルのパフォーマンスを激しく演じてみせた。殺陣の動きをロックのビートに見事に溶け込ませ、派手なジェスチャーと大きなジャンプを繰り返し、観客を魅了。その後に行なわれた即興パフォーマンスでも優位に立ち、歴代最年少のチャンピオンとなった。

「初めての海外で、夢にまで見ていた大会が始まる前から、本当に夢を見ているみたいでした」。名倉さんは何度もそう言った。

フィンランドの魔法

選手権の興奮覚めやらぬまま、名倉さんはもう一つ、思い出深い体験をした。大会関係者と一緒に、オウルからバスで2時間ほどに位置するプダスヤルヴィのイソ・シュオテのコテージで一晩を過ごしたのだ。サウナに入り、森でブルーベリーを摘み、フィンランドの極太ソーセージのバーベキューを楽しんだ。いずれも、とてもフィンランドらしい過ごし方だ。

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エアギター世界選手権の公式グッズなどは大切な思い出の品

「フィンランドはとてもきれいな国でした。一番印象に残っているのは、たくさんの湖、そして自然です」

名倉さんは、フィンランドでは時がゆっくり流れるのを感じ、リラックスできたそうだ。
エアギター世界選手権での優勝は、名倉さんの人生を少しずつ変えようとしている。ソロ歌手としてのデビューが早まり、年内に吉田拓郎の『こうき心』のカバー曲でデビューすることが決まったのだ。

これからどのような明るい未来が待ち受けているか分からないが、名倉さんは来年のエアギター世界選手権には、ディフェンディング・チャンピオンとしてまたフィンランドに行きたいと思っている、もちろん、また、優勝するために。

名倉さんの熱演は、こちらのサイトで見られます。

フィンランドのおかしなフェスティバルのまとめはこちらのサイトで。

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更新 2014/09/12


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