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フィンランド外務省

ジャン・シベリウス生誕150年開幕 - フィンランド大使館・東京 : 最新ニュース

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最近の出来事・お知らせ, 2015/01/28

ジャン・シベリウス生誕150年開幕

ジャン・シベリウス生誕150年を迎える今年、コンサートをはじめ、フィンランドの国民的作曲家に因むさまざまな催しが企画されている。駐日フィンランド大使館と日本記者クラブは、フィンランド放送交響楽団の主席指揮者ハンヌ・リントゥ氏らによる記者会見を開催した。

Lintu ja Nitta
ハンヌ・リントゥ氏と新田ユリ氏

ジャン・シベリウスは疑いなく日本で最も著名なフィンランド人であり、日本でのフィンランドのイメージの基盤となっている。1月23日に日本記者クラブで行なわれたシベリウス生誕150周年記者発表には、約40名のジャーナリストや30名近くの音楽関係者が集まった。
会見は、東京都交響楽団がこの日のために特別編成したカルテットによる弦楽曲『アンダンテ・フェスティーヴォ』の演奏で始まった。日本記者クラブ史上初の会見場での生演奏ということもあり、会場はシベリウスムードに包まれた。続いて、ハンヌ・リントゥ氏と日本シベリウス協会会長で愛知室内オーケストラ常任指揮者の新田ユリ氏がマイクをとった。

「生誕150周年がシベリウスの出身地であるフィンランドで、ある種の転機となることを期待しています。フィンランド人のシベリウスに対する理解が一層深まり、シベリウス作品に、より客観的に接することが出来るよう期待しています。作品のもつ民族主義的なオーラや作品に対する無益な神話的通念を排して、シベリウスの音楽と向き合えるようになれればよいと思います。フィンランドの歴史におけるシベリウス音楽の重要性を延々と強調する代わりに、巨匠の自然に対する洞察力などに注目すべきだと考えます」と、ハンヌ・リントゥ氏はフィンランドにとってのシベリウス生誕150年の意味について指揮者ならではの見方を述べた。

リントゥ氏はまた幼い頃の想い出として、日本フィルハーモニー交響楽団を創立した指揮者の渡邉暁雄氏から受けた影響を話した。「近所の図書館にシベリウスの楽譜のほか、交響曲のLPレコードがありました。やがて、渡邉暁雄氏が指揮した交響曲第2番が一番のお気に入りになったのです。同氏による解釈の力強さと明瞭さに感銘を受けました。そのおかげで、まだ音楽家としてほんの駆け出しの頃から、日本の音楽家のシベリウス音楽に対する造詣に気がつきました。その思いは、日本を訪問するたびに一層強くなりました。」23日の晩、ハンヌ・リントゥ氏は東京のサントリーホールにて東京都交響楽団を指揮した。シベリウス作品のほか、一柳 慧の交響曲第9番を世界初演した。

新田ユリ氏は日本とシベリウスの繋がりについて説明した。新田氏によると、多くのフィンランド人音楽家は、日本の音楽家や聴衆がシベリウスをよく理解していることを知っているという。日本人のシベリウスの音楽に対する理解は、音楽的技巧や理屈から来るものではなく、「感覚としてわかる」のであり、背景には、日本人とフィンランド人の自然に対する距離感が共通しているからではないかと新田氏は考える。

フィンランドの有名指揮者による来日コンサートは決して珍しいことではないが、今年は例年をはるかに凌ぐ数のコンサートが予定されている。まず3月にはエサ=ペッカ・サロネン指揮のフィルハーモニア管弦楽団や フィンランディア男声合唱団 ラウル・ミエヘットが日本公演をする。11月には、オスモ・ヴァンスカ指揮の読売日本交響楽団やオッコ・カム指揮のラハティ交響楽団、ハンヌ・リントゥ指揮のフィンランド放送交響楽団(ハンヌ・リントゥ氏の今年3回目の来日)による日本公演が予定され、シベリウスイヤーの盛り上がりを見せる。

sibelius150 logo
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お知らせ:駐日フィンランド大使館は2015年のシベリウス関連イベントに特化したウェブサイトを開設しました。

http://www.finland.or.jp/public/default.aspx?nodeid=49277&contentlan=23&culture=ja-JP

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更新 2015/01/28


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