コンテンツへジャンプする
フィンランド外務省

追悼:栄久庵憲司氏 - フィンランド大使館・東京 : 最新ニュース

フィンランド大使館、東京

〒106-8561東京都
港区南麻布3-5-39
電話: (03)5447-6000
E-mail: sanomat.tok@formin.fi
English | Suomi | Svenska | 日本語 |  | 
文字の大きさ 普通文字の大きさ 大
 
最近の出来事・お知らせ, 2015/02/12

追悼:栄久庵憲司氏

工業デザイナーの栄久庵憲司氏が2月8日、洞不全症候群のため亡くなった。享年85歳。フィンランドと日本におけるデザイン交流で多大なる功績を残し、2004年にはフィンランドの勲章を受章している。

キッコーマンの卓上しょうゆ瓶で国際的に知られる栄久庵氏は、半世紀に及ぶフィンランドの友人だった。フィンランドとの関係は、そのデザインと自然に魅了されたという1950年代に遡る。日本フィンランドデザイン協会の会長を長年務め、フィンランドのデザインやデザイナーが日本をはじめ世界で知られるよう尽力。1996年には、両国間の学術・文化交流の促進を担うフィンランドセンターの東京オフィス設立にもいそしんだ。フィンランド政府は栄久庵氏の貴重な貢献を認め、2004年にフィンランド獅子勲章コマンダー章を授与した。

Ekuan Independence Day
フィンランド大使館主催の独立記念日レセプションに参加する栄久庵氏

栄久庵氏は1929年東京生まれ。東京芸術大学を卒業後、1957年にGKインダストリアルデザイン研究所を設立、現在のGKデザイングループの代表を務める。そのほか世界デザイン機構の会長など、数多い職務を歴任。1979年のコーリン・キング賞や2001年のヘルシンキ芸術大学名誉博士号など、贈られた称号も多い。昨年は、名誉あるコンパッソ・ドーロ国際功労賞が授与されている。

栄久庵氏の功績は、工業デザイナーの草分けとしてビジネスの世界にデザインの概念を吹き込んだこと。世界的ロングセラーとなっているキッコーマンの卓上しょうゆ瓶のほか、秋田新幹線「こまち」や、JR成田エクスプレス、ヤマハ発動機のオートバイなど数多くの優れたデザインを世に送り出した。

偉大な工業デザイナーだった栄久庵氏は、そのチャーミングな性格で周囲を魅了したフィンランドの友人でした。フィンランド大使館一同、お悔やみ申し上げます。

このページを印刷する

本ページの表示

更新 2015/02/12


© フィンランド大使館、東京 | 本サイトについて | 連絡先