コンテンツへジャンプする
フィンランド外務省

フィンランド発の起業イベントSlushが東京に上陸! - フィンランド大使館・東京 : 最新ニュース

フィンランド大使館、東京

〒106-8561東京都
港区南麻布3-5-39
電話: (03)5447-6000
E-mail: sanomat.tok@formin.fi
English | Suomi | Svenska | 日本語 |  | 
文字の大きさ 普通文字の大きさ 大
 
最近の出来事・お知らせ, 2015/05/21

フィンランド発の起業イベントSlushが東京に上陸!

Slushは、起業間もないスタートアップ企業と投資家を結ぶフィンランド発のイベント。7年前に200人程度で始まった小規模な集まりが、昨年は1万4000人も集客した欧州最大の「起業家の祭典」だ。今年4月に東京・お台場で開催されたSlush Asiaは、フィンランド国外では初めて大規模に開催。ロックコンサートのような本場の雰囲気そのままのイベントとして成功裏に終わった。

Photo: Petri Artturi Asikainen
Slush Asia
若者に「起業ってかっこいい!」と思わせるためにビジュアルも重視

Slush Asiaが開催された4月24日は、初夏を思わすほどの晴天。暗くて惨めな11月に毎年開催されるヘルシンキのSlushとは程遠い天気だったが、違いはそこまで。この日のためだけに建設されたドーム型テント内は本番同様、レーザー光線が飛び交い、聴衆の熱気でロックフェスティバルのような空間が生まれていた。チケット3000枚が完売するほど盛大で、英語で行われる国際起業イベントとしては日本最大となった。

Photo: Petri Artturi Asikainen
Slush Asia Ilkka Paananen
スーパーセルのパーナネンCEOに、Slush Asiaのソンニネン代表が舞台上でインタビュー

Slush AsiaのCEOは若干30歳のフィンランド人、アンティ・ソンニネン氏。そのほか主要な登壇者としてスーパーセルのイルッカ・パーナネンCEO、『アングリーバード』で有名なロビオ社のマーケティング・ディレクターであるペテル・ヴェスタヴァッカ、女性向けのプログラミングワークショップを提唱するリンダ・リウカス氏など、フィンランド人が来日した。また本場Slushのミキ・クーシ前CEO、リク・マケラ現CEOを含むスタッフたちも駆けつけ、日本での開催を全面的に支援。マヌ・ヴィルタモ駐日フィンランド大使を筆頭にしたTeam Finlandのメンバーたちも応援に加わった。

ソンニネン氏は数年前、ロビオ社の東京オフィスを立ち上げるために来日。彼によれば、日本での起業イベントは商業的で招待ベース、そして日本語のみで進行するのが通常のパターンだ。一方、Slush Asiaはよりオープンで国際的なネットワークを重んじる新しいスタートアップ文化を目指している。英語のみで行われるのも、最初からグローバル市場に目を向けるよう奨励したいから。ピッチコンテストで大事なのは、若者に「起業ってかっこいい!」と思わせるスマートなプレゼンテーションと光り輝くアイデアだ。 

Slush Asiaには日本だけでなく、アジアからもスタートアップ企業が参戦。それでも他のアジアの都市ではなく東京で開催された理由は、本場Slushに日本の有名経営者3名が参加したことと関係が深い。過去2年の間に、楽天の三木谷浩史会長兼社長、DeNAの南場智子取締役、そして連続企業家・投資家として知られるガンホー・オンライン・エンターテイメントの孫泰蔵会長が基調講演を行っている。

Photo:Petri Artturi Asikainen
Alush Asia Ambassador and Ilkka
パーナネンCEOと談笑するヴィルタモ駐日フィンランド大使。会場では学生が有名起業家と自由に雑談する姿が見られた

2年連続で参加した孫氏は、起業家がスーパースターのように扱われ、ボランティアの機動力が高いことにも感銘を受けたようだ。だからこそソンニネン氏とともに仕掛け人となり、たった3カ月でSlush Asiaを実現させることに邁進した。日本でのイノベーションはまだまだ大企業に依存し、起業家に対する評価は低い──そんな思いが、孫氏らを突き動かした。そして今回、大きな力を発揮したのが、約400名ものボランティアの存在。立教大学の田口佳之氏は、フィンランドのトゥルク大学に留学中にSlushに携わった経験から、今回チームリーダーとして学生が主体のボランティアを取りまとめた。

お台場での本舞台を控えた1週間前、駐日フィンランド大使館ではキックオフパーティーが催された。イベントの運営者やボランティアを中心に、投資家やジャーナリストら100名以上が集まり、本番に向けて気分を盛り上げる会となった。会場には「グローバル創業都市」を目指す福岡市の高島宗一郎市長の姿もあった。

第1回目となったお台場でのSlush Asiaが無事終了したことで、11月にヘルシンキで行われる本場Slushへの関心が高まっている。日本のスタートアップ企業や投資家、ジャーナリストが多数訪れることは間違いなさそうだ。

Slush 公式サイト
Slush Asia公式サイト

slush countdown
お台場での本番1週間前に、フィンランド大使館で開催されたキックオフパーティー

このページを印刷する

更新 2015/05/21


© フィンランド大使館、東京 | 本サイトについて | 連絡先